カフェ・ミケランジェロはどこにあるの?
代官山駅から歩いて5分ほど。
旧山手通り沿いに木々に囲まれてそのカフェはある。
カフェ・ミケランジェロの地図はこちら↓↓
[map addr=”東京都渋谷区猿楽町29-3″]
カフェ・ミケランジェロは代官山の老舗カフェ
通りから見ると平屋の1軒家に見える外観。
屋根の上にASOの文字。
ひらまつ系列のイタリアンリストランテ、ASOと併設されたカフェである。
カフェ・ミケランジェロは、ずっと前からある
このカフェミケランジェロは、
今や 代官山の名所となった、
代官山T-SITE(蔦屋)が出来るずっと前からある。
公式サイトで確認すると
OPENは1997年!!!
T-SITEが出来るずっと前の頃の話。
夏の夕暮れ、このカフェのテラス席に座ると、
目の前がうっそうとした木々のある広大な土地があり、
「この土地、この代官山の一等地で何だかもったいない・・」と
思っていたことがあったように記憶している。
その後、建設が始まり、高級マンションでもできるのかと思ったら、
T-SITEが出来たという訳だ。
カフェ・ミケランジェロは
ずっと変わらずそこにある
このカフェを最初に訪れた時(ウン十年前)のトキメキは、今でもよく覚えている。
こういうヨーロッパにあるような店内とテラス席が、両方あるようなカフェが、当時の東京では一番オシャレとされていて、
(今では当たり前になったけれど・・)
こういったカフェの「テラス席に座る」ということ自体が、
圧倒的なときめきをもっていた。特別感があったように思う。
田舎出身の私なぞ、こんなテラス席に気取って座ってはいけない・・・
なんとなくそんな思いもあった。
ところが時は流れ、今では特に躊躇なく、テラス席も座るし、店内も座るし、
泡も飲むし(笑)、気後れせずにこのカフェに入り一人でも飲食できるようになった自分に
「要するに、歳、とったんだな・・・」
と感慨深い今日この頃である。(笑)
カフェ・ミケランジェロは
テラス席もお勧め!
目の前に T-SITEが出来る前は
このカフェの真ん前の敷地は、うっそうとした森のような敷地だった。
故に、このカフェミケランジェロのテラス席は
静かで落ち着いたテラス席だったような記憶がある。
代官山蔦屋が有名な場所になってからは、かなり人の行き来が増えて、ちょっと落ち着かないテラス席になってしまったが、それでも 蔦屋側よりは人の通りが少なく、天気のいい日の夕暮れなど、お茶を飲んでも、ちょっとスパークリングワインなど飲んでも いい気分になれるテラスだ。
※夏の夕方は蚊に注意!
カフェ・ミケランジェロの内装は?
雰囲気は?
こちらのカフェの雰囲気の良さは抜群。
もうフランスにあるようなカフェそのもの。。。。
と思っていたら、実は公式サイトを確認したところ、
フランスではなく、イタリアのカフェがコンセプトなのだとか!
カフェミケランジェロは18世紀のイタリア都市国家に見られる、後期ルネッサンス文化の中に吸収された古き良きイタリアのカフェを再現しています。
※公式サイトより引用
後期ルネッサンス・・・・ってことは次はバロック時代??
思わずヨーロッパ建築史の年表が頭をよぎる・・・・
床のタイルが素敵。確かにテラコッタ(風?)タイル。イタリアっぽい。
天井。夜もロマンチックな雰囲気になる。
店内は横長。通りに面していたガラス窓から光さんさん。
解放感半パなし。
カフェ・ミケランジェロ
メニューは何があるの?
こちら、ランチ時から営業。
メニューはランチもあるが、午後になると
オールデイ注文可能なメニューも沢山ある。
↑席に着くと、3種類のメニュー表が置かれる。
飲み物のメニュー。
すごく種類が多く、「カフェ」という感じだ。
ランチを逃した人も食べられるしっかり食事メニューも
夕方までサービスされている。ありがたし。
決して安くはないが、代官山でこの雰囲気で
優雅な気分で食事できる割にはリーズナブルだと思う。
ケーキセットは1100円!(税別)
午後に訪問する時、いつも注文するケーキセット。
ケーキの種類も色々。
モンブランとティラミスは食べたことあり。
しっかり甘い伝統的なケーキだ。
今日はミルクレープとコーヒーを。
ミルクレープは2層になっていて、しっとり美味しい。
お皿も冷やされていて、配慮が行き届いている。
ホットコーヒーはポットサービス!
このカフェミケランジェロを私が気に入っている理由の一つが
ホットコーヒーがポットサービスであること。
磨かれた銀色のポットに2杯分のホットコーヒー。
冷めにくいし、お代わりできる。素晴らしい。
尚、いつも感じるのだが、このカフェミケランジェロは、レストランに併設されたカフェだからだろうか。食器の管理が行き届いていて、いつもピカピカ。
傷んだり、曇ったりしていることはない。
東京中のカフェをうろうろしていると、意外とこの
・食器がキタナイ。(欠けていたり)
・カトラリー類がキタナイ。
・べとべとしていたり、曇ったり、ヒビが入っていたり。
という残念な出来事に結構出くわすことがある。
味やお店のインテリア以前に、
これは私的には 圧倒的なマイナス。
清潔感ってカフェにとって、何より大事。
そして不潔感あるカフェなんて、絶対に二度と行かない。
このあたり、ないがしろにしているカフェが結構あるような気がする。
カフェ・ミケランジェロ
昼と夜で雰囲気が違う
代官山の夜は静か
昼はさんさんと光差し込むカフェ。
夜は夜でロマンチックなカフェ。
代官山という街自体が、実は夜はとても静かだ。
居酒屋、パチンコ屋などの出店が厳しく制限されていて、この街の空気感、美しさは保たれている。(厳しい条例があると聞いた)
よって、夜は絵にかいたように美しい街。それが代官山なのである。
間接照明が店舗やレストランから漏れる。
旧山手通りは特に美しい。
ギラギラした蛍光灯(今はLEDだけど・・・)
とは無縁の街、それが代官山なのである。
カフェ・ミケランジェロはそんな代官山の空気を
大昔から作り・形成に貢献してきたカフェだと思う。
これだけ 述べ100件以上の東京のカフェを訪問し、
サービス料を取られるホテルのラウンジカフェを経験しても
今なお、このカフェミケランジェロを訪れると、
「ここ以上に 東京らしいカフェはあるんだろうか?」
と思ってしまう。
いや、東京らしい、という表現は適切でない。
「ここより”代官山らしい” ”代官山の空気を守っている”
カフェは他にあるのだろうか?」
と思ってしまう。
代官山アドレスが出来て、TーSITEが出来て テノハが出来て
昨今 大賑わいの代官山。
でも このカフェ・ミケランジェロはメニューも内装もほぼ変わらず、ずっと営業し続けている。(多少色々変化はあったと思うけど)
そんなお気に入りのカフェ。
エレガントで優雅なカフェ。
紙のカップは出てこないカフェ。
それでもケーキセットで1000円ちょっと、というのは青山あたりの新しいカフェよりもお安い金額設定だと思う。
(青山あたりだと シャレたカフェはケーキだけで1000円近くしたりする)
木々の葉が色づく紅葉の季節に。
ちょっと肌寒くなった頃に、このカフェテラスの窓際席に陣取り、熱々のポットサービスされるホットコーヒーと甘いケーキを。
窓の外のライトアップされる T-SITEを見ながら。
代官山を満喫できる時間だ。
願わくば、この代官山という街が、他には絶対ない、唯一無二の空気を保つ街でずっとあってほしい。
このミケランジェロもずっとこうして木々に囲まれたパリのカフェ(イタリアだってば)のようであってほしいと願う。
夜のカフェ・ミケランジェロ
夜のカフェ・ミケランジェロに来ると、いつも思い出すのが
ゴッホの名画、夜のカフェテラス。
(↑Amazonで売ってるポスターの商品リンクです)
プロバンス地方に旅行した際に、このゴッホの絵の風景がそのまんま、今もアルルの町に生きているのに感動した。要するにヨーロッパのカフェ文化は大昔からあり、日本はそれを真似しているということだ。
代官山のカフェに行こう!
カフェ・ミケランジェロ。
大人の社交場という感じのするカフェ。
天気のいい日でも雨の日でも。
昼も夜もいつでも。
一人でも恋人どうしても、友人でも。
心が疲れた時は、
代官山のカフェに。 行こう。
代官山 カフェ・ミケランジェロの
営業時間は?
こちらは昼から夜まで。
朝の営業はなし。
11:00〜 (22:30 L.O.)
朝のモーニングメニューがあるといいなあ。
絶対に気持ちいいと思う。
定休日はありません。
カフェ・ミケランジェロの
アクセスは?
代官山駅から歩いて5分ぐらい。
代官山駅経由以外に、
渋谷駅前からの可愛い小さなバスに乗る方法もある。
渋谷駅モアイ像側、
歩道橋登る手前にバス停がある。
東急トランセというカワイイ小さなバスに乗って
T-SITE前で下車すれば、道路の反対側にある。
お出かけ前は念のため
公式ホームページでご確認を。
公式インスタグラムも食べ物飲み物の写真が豊富で
ワクワクしますね!
代官山カフェ お勧め まとめ記事
代官山カフェについて、お勧めをまとめている記事があります。
「デートだったら?」「女子同士なら?」「スイーツ食べたいなら?」など目的別に私の意見も述べています。
以下も併せてご覧くださいね。
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