ここにカフェがあると言われないと気付かない
世田谷区下馬は、私にとってものすごく特別な町である。
息子が赤ちゃんだったころ、
ほんの2年だが下馬に住んでいたことがあるのだ。
世田谷公園も近く、子育てには適した街だったが、
いかんせんいわゆる大きなスーパーマーケットが近くになく、てくてく三軒茶屋まで歩くか、祐天寺駅まで歩くか、もしくは当時の生協の宅配に頼って生きていた記憶がある。
ここ下馬界隈は、246の三宿交差点から、祐天寺へと続く道に
ポチポチオシャレな飲食店が点在するエリアで、
車でのアクセスが便利な通りだが、
最寄り駅は・・・ない、(笑)に等しい。
強いて言えば 祐天寺か。徒歩13分ぐらい。
渋谷からバスで着た方が早いかも?というエリアである。
このカフェの存在を知り、懐かしいなあと思いながら、早速訪問、
祐天寺のトルスは
全てが古びて 味わい深い空間
最近どのカフェにもある机の下の荷物入れ。
これも徹底して新品感を排除してアンティークさが漂う。
入っているのは私の麦わら帽子。(どうでもいい情報(笑))
とにかく このカフェは照明が暗い。
昼間は通りに面した窓から光が入るが、
夕暮れ時はムーディなバーのようだ。
でもそれがかえって落ち着く。
置いてある棚や椅子、テーブルも
素朴なものばかり。あまり気負いなく並べられている本や雑貨が
気持がほぐれる感じがする。
torseは 水もオシャレに出てくる
まず 可愛い優し気な店員さんが出してくれたお水。
のっけから・・・オシャレ過ぎる。
なんていうか、センスの滅茶苦茶いい友人の家に訪問し、
出されたお水のようだと思う。
いろんなカフェに訪問している私だが、
こんなお水の出され方始めて。
祐天寺のトルスは、オムライスが有名だけど
今日はスコーンを頂いた
本当はここはオムライスが有名。
でもランチは激混み!と聞いていたので、
この日はわざと、夕暮れ夕飯前の午後5時半に訪問。
狙いは当たって、店内にはカップル1組のみで
信じられないくらい空いていた。
ケーキも美味しそうだったけど
スコーンが好きな私はスコーンを。
ちょっと時間がかかって出てきたスコーン。
丁寧に温めれられていた。
またお皿が・・・ツボ。(笑)
フォークとナイフもツボ。
センスが良すぎる。
スコーンが好きなので、わざとアップ撮影。
スコーンってどんなに飾り付けられた高価なケーキよりも
愛おしい焼き菓子だと思う。
生クリームと木の実(ドライ)とチョコが一筋添えられていた。
このカフェの コンセプトとセンスを一皿に感じた。
祐天寺 torse(トルス)は
全てが丁寧に考えられたカフェ
愛のあるカフェ、センスのあるカフェ。
一言でいうとそう感じた。
置いてあるものも
「新品ピカピカ」な」ものは何一つない。
学芸大学の鷹番から、こちら下馬に引っ越しされてまだ間もないというこちら。
それでもよそよそしさが皆無で
入った瞬間落ち着くのは
適度に使い込まれた家具や調度品のせいだろう。
そして照明がかなり暗めなのもいい感じ。
繁華街のカフェって明るすぎるといつも思っている。
繁華街のカフェって音楽もうるさすぎると思っている。
センスのいい友人の家で、
美味しい手作りスコーンを頂いた・・・・。
そんな錯覚に陥るカフェだ。
もう一度 噂のオムライスを食べに訪問しようと思う。
音楽も静かなピアノの旋律のものが流れていた。
「空間を作る」
カフェってそれが大事だなと思った。
そんな訪問でした。
どんな時にお勧めのカフェ?
友人と二人で静かに話がしたいときとか
一人でゆっくり文庫本読みたいときとか
そんな時に訪問がおすすめだ。
ちなみのパソコン用の席や電源はなし。
wifiもないので、パソコン作業したい人には不向き。
カップルも距離が縮まると思うので
デートでもいいかも。
でもおしゃれカフェが苦手な男子?
はちょっと緊張するかもね。
祐天寺 トルス 営業時間は?
営業時間は結構変わるようなので、
確認が必要な様子。
トルスの公式ホームページからご確認ください。
公式インスタグラムの方がリアルな最新情報が
確認できるかな。
ランチは込み合うことが多いようです。
夕方の方が空いているかも。
祐天寺 torse のアクセス・行き方は?
右上の□をクリックすると全画面に切り替えになります。
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