廚菓子くろぎは 場所はどこ?
住所を入れても東大の敷地内にMAPが出てしまうので、わかりやすい目印になるローソンの住所をMAP表示しますね!↓↓
[map addr=”東京都文京区本郷7丁目2−2”]
本郷三丁目駅から東へ少し歩いてローソンと消防署の間の道を東大の敷地内に入る。春日門の近く。正確には「東京大学大学院情報環 ダイワユビキタス学術研究館」の1Fにある。
廚菓子くろぎはどんな雰囲気?
東大の春日門から歩いて行くとこんな風景。すごい建築物だ。
「隈研吾氏っぽいけどもしや・・?」と思って調べたら、やっぱりそうだった。
隈研吾さんは東大の建築学部ご卒業の経歴。母校敷地内の建物ということで、きっと設計を請け負ったのだろうな~と推測。(あくまで推測)
そもそもこの建物、何だろう?って思ったが、
「東京大学大学院情報環 ダイワユビキタス学術研究館」
とあった。
こちらのサイトでこの建物の詳しい由来を知ることができた。
大和工業が寄贈した建物とのこと。意匠設計がやっぱり隈氏ですね。
ちなみに、このカフェはトイレはこちらの館内のトイレを借りる形になる。
菓子くろぎは 目に前に広がる緑が気持ちいい。
テラス席に座ると目の前に広がるうっそうとした緑は東大の敷地内の緑だ。
お店はガラス張り。
テラス席から店内席を見たところ。店内はガラス張りでそんなに席数はない。
気持ちのいい天気気候のこの日に、敢えて店内を選ぶ人は「蚊に刺されるのが嫌な人」だと思われる。。。。
このカフェの前は隣のビル。
店内はキリっと白衣の制服と帽子を身に着けた和菓子の職人さんがキビキビ働いていらっしゃる。
廚菓子くろぎのメニューは?値段は?
こちらの和菓子カフェ、メニュー。
最初見た時、ちょっとびっくり。「高い!」
・わらび餅(飲み物セット)2700円
・かき氷 単品 1600円
・あんみつ 1100円~1900円
・珈琲 950円
・お抹茶950円
コーヒーやお抹茶が950円なのは、まあ都内だとそれぐらいのところはあるよね、みたいな感じなのだが、葛切りセットやわらび餅セットが、単品では注文できなくて2700円もする。
おお!フレンチのランチが食べられそうである。かき氷も1600円するし・・・でもここは高級な和菓子カフェなのであるので、ビビらず注文しよう。
ちなみに本店の和食店「くろぎ」はお昼の値段が一人30000円する名店だ。そう思うと、このカフェはむしろお手軽な金額で楽しめる・・・ということかも。
かき氷がきて 値段に納得する
先にお支払いをレジで済ませ、テラス席で待つこと。15分ぐらい。
ちょっと待ったかな?という感じの頃にかき氷はやってきた。
↓↓黒蜜きなこのかき氷
・・・・巨大!!!( ゚Д゚)
思わずブログの文字のフォントを巨大にしてしまったじゃないか。
↓↓こちらはみたらしクリーム
かき氷は 雪のような舌ざわり
こちらのかき氷はいわゆる夏のお祭りで屋台で食べるような「氷」というよりはフワフワで「雪」を食べているような舌ざわりである。
そして濃厚なクリームや練乳がかかっていて、クルミも入っている。食べ応えある。黒豆やキナコ小豆も混じってハーモニー💛
確かに和菓子の材料で作られていて、メロン味だのイチゴ味だの、洋風なかき氷ではない。和風のかき氷なのである。
このかき氷は絶対に一人では食べきれない。二人でも苦しい。3人ぐらい寄ってたかってやっと完食できる量だと思う。
一人で訪問はつらたん。
複数で訪れ、他の人はあんみつだのわらび餅だのを注文するのがよいと思われる。
廚菓子くろぎ 珈琲の飲み物もこだわっている
抹茶を注文すれば良かったと後悔したが、葛切りのお供のドリンクは珈琲。
これ、すごく味わい深い濃いコーヒーであった。こんなグラスに氷がたっぷりで、デキャンタのような入れ物で供される。
猿田彦珈琲が手掛ける珈琲とのこと。カフェオレなどにもできる。コーヒーと和菓子って意外と合いますね。
葛切りはできたて!暖かいのよ!
かき氷を必死に崩して食べているうちに、葛切りはなかなかやってこない。
「忘れているんじゃないの?」
と不安になっていたが、ふとお店の中を見ると湯気がのぼっている。そこで真剣に職人さんがなにやら作っている。
「もしや・・・・・」
そう、その場で葛切りを作っていたのである。作り置きでなく、その場で作りたてを冷やして食べれる葛切りなのである。
いつもスーパーでパックに入った葛切りを食べている私は、この出来立ての葛切りというものに感動してしまった。虎屋で葛切りを食べた時も感動したが、ちゃんとカフェで供される葛切りは本当に美味しい。ちゅるんと柔らか。氷で急冷してあるものの、まだところどころ温かいのだ。
添えられているのが「きなこ」と「黒蜜」。黒蜜には桜の花が散りばめられている。
みやびやかだのぉぉおおおおおおお。
葛切りには塩昆布とらくがんも添えられていた。昆布、しょっぱっ!!
花や竹の葉が添えられている
かき氷も葛切りもお盆には花や葉が添えられている。
みやびやかだのうぉぉおおおおお。←しつこい
廚菓子くろぎ 京都にいる気分
途中から、「なんか京都に旅行に来た気分だよ」と錯覚を起こす私。
緑の匂い、和菓子の匂い、風の匂い。
ここが山手線内、文京区だとはとても思えなくなってきたのである。
通りから1本入っているし、知る人ぞ訪れるという感じのカフェ。通りからは見れないので、みんな口コミやSNSを見て訪問している感じだ。海外の方も多かった。そしてお安くはないので、客層が大人であった。
そしてみんな結構かき氷は残していた・・・・・
私が思うに、「ミニサイズ」をメニューに設けた方がいいのでは?と思う。
客単価の観点から難しいのかもしれないけれど。
くりや菓子くろぎは どんな時に訪問がお勧め?
こちら本郷三丁目という駅近く。この界隈は住民でもない限り、買い物がてら立ち寄るとか、映画の後に立ち寄る、という感じでは少なくともない。わざわざ来る、という感じになると思われる。
(ちなみに東大生はこのカフェに入るのだろうか?)
でも一度来る価値はあるカフェであると思う。出される食べ物飲み物は本格的で本当に丁寧に作られているし、空間も建築も素敵だ。非日常な気分を味わえる。
一つだけ注意。
蚊に注意!!!(蚊取り線香が席の下にありますが、刺されました!)
廚菓子くろぎの営業時間は?
営業時間は
10:00~19:00 (L.O.18:00)
18:00前に訪問でも、早々に締め切られている感ありましたので
早めの訪問がお勧めです。
日曜も営業
定休日:不定休
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