フォーシーズンズホテル東京大手町 アクセス
地下鉄大手町の駅からはC4出口が直結。車寄せのエントランスロビーはC1aからが近い。朱赤が印象的なエントランス。
実は一度、OPENして間もないころ、朝食を頂いたことがあり、訪問済。その時の記事はこちら
↓
その時もアフタヌーンティーがお勧めです、と言うお話をお聞きし、いつかは行ってみようと思っていたのがやっと実現した次第だ。
フォーシーズンズホテル東京大手町 アフタヌーンティー
予約は?メニュー内容は?
こちらのアフタヌーンティーは大人気。土日はもう予約が難しい。平日もフラッと行って座れるのはかなり無理なので予約必須。
アフタヌーンティーは3部制! オーダーは90分の制限あり
予約時間より少し前に到着し、名前を告げると「お席がまだ用意できていないのでお待ちを」とロビーのふかふかソファで待つように言われる。前のお客様の片づけを行っているようだ。
そう、アフタヌーンティーは一日3交代制がしかれている。平日でも。
②13:00~15:00 – L.O 14:30
③15:30~17:30 – L.O 17:00
L.oとあるのは「飲み物追加のラストオーダー」という意味。席自体は2時間滞在可能だ。
すごい。クリスマスイブのフレンチレストランですら2部制だと思う。3部制でラウンジの席を回すってものすごく忙しいと思う。
でもわかる。女子たちはほおっておくと幾らでもしゃべっている。2時間どころか3時間も4時間も。だからこそ、「飲み物は90分間のみオーダー可能で席にいられるのは2時間」と区切ることでそこを厳しく仕切り、3回転させているのである。多分。
先日行ったエディションホテルのアフタヌーンティーは
・「予約開始時間も自由」
であった。もうあういう運営って都内のホテルのアフタヌーンティーは貴重になりつつあるのかもしれない。
アフタヌーンティーのメニューは?
メニュー表が置かれていたので拝見。メニュー表の拡大写真を掲載させていただく。スマホで大きくしてご覧いただけますようお願い申し上げます。
メニュー表にズラッと並ぶセイボリーとスイーツ類の種類。一つ一つこだわりが感じられるワクワク。
お茶のメニューも同じページに書いてある。
セイボリー(塩気のあるもの)は種類多い
下の段にセイボリーは集合している。上にスイーツ。要するに
・甘い系は上の段。
ってな感じで棲み分けがきちんとなされている。これってすごく重要で、
「しょっぱいのと甘いものを交互に食べたい」という人もいるし
「しょっぱい物を食べて、最後に甘いモノを一気に食べたい」という人もいる(多分)
その時にこれら「しょっぱい系」と「甘い系」が一緒のお皿に大集合!!していると思考が混乱するのである。
え?見た目でわかるでしょう!?そんなもの。
と思われるやもしれないが、お写真をご覧くだされ、一見一目見るだけではしょっぱいか甘いか一瞬わからないものが多いのである。奥の土星みたいな赤い輪っかのやつとか。(ハニーフォアグラのミルクジュレラズベリー)
下の段って写真が撮りにくい。ぼやけた写真で申し訳ない。
スイーツ類は?
今回テーマがプリティウーマン。FRED(ジュエリーブランド)とコラボしているのでジュエリーをモチーフにして制作されたとのこと。手が込んでいる。華やかなまさにジュエリーのようなきらめくお菓子類である。
もはや、パティシェの皆様が、電子顕微鏡を使ってピンセットで一つ一つ盛り付けているのではないか?と思う細かさである。
本当に美しく可憐なスイーツの数々。見ているだけでもう幸せな気分。プリティウーマンである。(意味不明)
待ってました!スコーン!!
アフタヌーンティーと言えばスコーンだ。スコーンの供されないアフタヌーンティーなどアフタヌーンティーではない。インスタでもスコーンの写真ばかり上げているスコーン好きな私。
#スコーン好きな人とつながりたい
というハッシュタグまでつけている。スコーン愛を語りあいたいのである。スコーン好きな方是非ぜひインスタをフォローくださいませ。(いやこんな変な人フォローしたくないワイという方は本アカウントではなく別のアカウントでももち大丈夫です・・美味しいスコーン情報お待ちしています・・汗)
スコーン(二人分)
さすがフォーシーズンズホテル大手町東京のスコーン。その辺のカフェのスコーンとは一線を画す高貴なお姿。整えられた形。小ぶりで愛らしく、パカッと割れたりふくれたり、乱れた形状などみじんもない。
そしてうやうやしく3種の神器・・じゃなかった三種類のジャムやクロテッドクリームがちゃんと添えられており、いちごはアオハタのジャムって感じじゃなく、ちゃんとイチゴをコトコト厨房で煮たのかな?と思われるイチゴの形が残ったジャムであった。
ただスコーンはそれ自体甘くて、ちょっとジャムつけなくてもいいかな?的な。よってクリームだけ付けて頂いた。
私はパサパサしたボソボソした味のないスコーンが好き(庶民派)なので、この高級なしっとりした甘く色々混じっているスコーンをちょっと持て余したことを正直に記しておく。
これって、他のスイーツと一緒に食べるというよりはこれ単体で食べた方が美味しいヤツではないかなという気がした。
スコーンだけは やっぱり紅茶と一緒がいい
そしてやっぱり・・・やっぱり・・・・スコーンって紅茶と一緒に食べたい。ミルクティ飲みたい。紅茶とセットになってスコーンだと思う。日本茶と一緒にスコーン食べたけど・・・・なんだかな?
しょうがないのでコーヒーと一緒にいただき、なんとか納得した私である。無理やり。
飲みものは? 茶葉や種類は変えられる?
そして一番気になるのが飲み物。ここフォーシーズンズホテル大手町東京のラウンジは「日本茶」にこだわっているのが特徴。そして「紅茶」がないのである。
でも紅茶はない。
そのかわり、こだわりの日本茶、その他ピーチティやカクテルのような凝った飲み物がある。
下から温めているのでずっと熱いお茶が飲めて最後すごくホッと出来た。本当にサッパリした。
私は気づいた。
アフタヌーンティーって最も大事なのはお茶なのだ。実は出てくるサンドイッチとかスイーツよりも、「お茶」が大事なのではないかと。
お茶が美味しいとアフタヌーンティーの満足度は高くなる。ところが色々豪華なフード類がいくら出てこようとも、「お茶葉一種類のみ、途中から変更不可」と言われると、なんとなくすごく飽きてしまって、最後は「帰りにコーヒー飲んで帰るか・・」という気持ちになってしまう。(私だけ??)
実はそのことに気づいたのは去年家族と一緒にパレスホテルのアフタヌーンティーを訪問した時だった。香り高いハーブティや高級な紅茶が種類豊富で、色々注文しているうちに
「本当に上手な人が
丁寧に入れた上質な紅茶は
何よりも美味しい」
ということに覚醒してしまったのである。
「蒸らすのに時間がかかるのでお待ちください」と言われて一つ一つお茶が出てくるのにけっこう時間がかったのだが、その理由はお茶を飲むと分かった。
本当に香りが違う。味も違う。お茶って丁寧に淹れることが何よりも大事で、それこれ「せわしない気持ちの時に紅茶は向かない」と言われるゆえんなのだると分かったのである。
白いイチゴがやってきた
そうこうしているうちに途中デザートのイチゴが運ばれてきた。いや、最初からデザート食べているのだが、なんかこのいちご「デザートが来た」という風情であった。
この白いイチゴ、さっぱりとして甘酸っぱくて。口直しになった。こういうフレッシュな果物を間挟むのっていいな。と思った。
フォーシーズンズホテル東京大手町 アフタヌーンティー
テーブルセッティング
順序が逆になるが、最初のテーブルセッティング。
マスクケースと新品のマスク。おしぼりも布だったし、カトラリーは衛生的に一人ずつのセットとなっていた。
フォーシーズンズホテル東京大手町 アフタヌーンティー お値段は?
メニュー表にある通り、これで一人7000円。消費税は別途。サービス料は別途15%。私は一休で予約したので少しお安くなった。
この優雅なラウンジよ。ふかふかのソファやクッション。
心込められて作られたセイボリーとスイーツ。あたたかなお茶やコーヒー。
39階という景色の良さ。娘と二人この上なく幸せな時間。
素晴らしいアフタヌーンティーでございました・・・。洗練されたスタッフの皆様の完璧なサービスに心から感謝。明日からまた身を粉にして働きます。。。
アフタヌーンティー について思うこと
私が理想とするアフタヌーンティーについて(誰も知りたくない情報だと思うが)書いておく。
甘いVSしょっぱいのバランス大事
・甘いモノだけでなく、セイボリー(サンドイッチなどしょっぱい物)はマスト。
・甘いものも、粉ものとクリーム類とフルーツ類とチョコ類とバランスが大事
(全部同じ味だと飽きる)
そして個人的にスコーンはもうプレーンスコーンでいいような気がする。
その方が食べやすい。他に甘いモノ幾らでもあるし。そして「スコーンは出来れば温めて出してほしい。」焼きたてとか難しいことは望まないけれど、ちょっと温めてほしい。家ですらそうするのだから。
賛否両論あると思うが、飲み物の種類の豊富さと上質さがアフタヌーンティーの勝敗を分けるのではないか、と思う。そしてそのサーブの仕方が重要。「冷めないようにする工夫」が一工夫欲しい。今回最後のお茶が温められて続けているサーブ方法により二杯目も美味しくいただけた。これってとても重要なことなのだと思った。
そういえば紅茶が出るアフタヌーンティーでポット自体がウォーマーに載っているのってあまり記憶にないかも。お湯を足してくれるところはあっても。危ないから?火事になっちゃうとか?やけどするからとか?
・・・なんだかコイツ、うるさいなと書いていて自分で思ったのだが、汗、要は人が丁寧に淹れてくださった熱いお茶は何より美味しい!!ということだ。
「アフタヌーンティーって楽しい。」
今日の結論。
今回頂いたプリティウーマンのアフタヌーンティーは3月末まで。季節ごとにメニューは変わる。
お出かけ前は公式サイトで是非ご確認を。
以上